由比敬介のブログ
ネット検索でのちょっとした例
ネット検索でのちょっとした例

ネット検索でのちょっとした例

かつて学生時代、卒業論文を書いたとき、資料は100%書物から得ていた。論文自体も原稿用紙に手書きだった。
今では、ネットがあればほとんど調べられる。もちろん、基本は本から得る知識が今でも大切なのは言うまでもないが、テーマによっては、ネットだけで完結できる場合もあるだろう。
今、取りあえず知りたいことがあればかなりの確率で、ネット検索が解決してくれる。

で、たまたま今日なぜか急に思い出して、ある音楽について調べようとした。
私が高校生か浪人していた頃、つまり1975~78年くらいに、昼ドラの主題歌だった曲なのだが、曲名も歌手名も全く解らない。しかもドラマ名も解らない。記憶にあるのは歌詞の出だしだけだった。
「忘れ物を届けたいと電話をしたけれど、あなたはどこか出かけてるとか、話もできない」
(メロディーも覚えてるんだけどね)
これを全部打ってみたが出てくるわけもなく、そもそもその当時だって売れていた歌ではないはずなので、今現在手に入る可能性は限りなくゼロに近い。しかしそれでも最近は、既に廃盤になり、おそらくもう一度販売されることもないだろう曲の多くが、YouTubeで聴くことができ、ダウンロードで手に入れることができる。当然著作権には引っかかるのだろうけど、そもそもこれから販売するつもりなど無いだろうし、逆に言えば、こういうところから火が付いて、再発売にでもなればラッキーなはずだから、気にせずダウンロードする。
音質の面では、多くがレコードからだったりするので、高音質は望めない。iTunesのようなダウンロードサイトが、流行や人気ばかりを追いかけず、しっかりマイナーなものを追いかけてくれれば、そこで購入も可能だが、ダウンロードサイトはどこも右へ倣えで、扱っている音楽に代わり映えがない。
ということで、一縷の望みをそこへ託すべく、まずは曲名を探し当てようと、そのためにはドラマのタイトルを知るのが一番の近道だ。ということでまず記憶をたどった。
ドラマには確か入川保則が出ていた。記憶にある年代のドラマを見てみると「水の炎」と「片隅の二人」。おそらくどちらかだと思われるのだが、どう調べても主題歌までは出てこない。TBSでもこんなデータベースは公開していないが、こういうデータはネット上ですぐ調べられるようにするのもテレビ局の義務ではないかとさえ思う。
ということで、この歌を見つけ出すことは、当座は断念した。
インターネットというのは、様々なデータを手軽に調べられるが、実はまだまだ発展途上で、あるデータを調べようとすると関係ないデータがたくさん出てきたりする。データというのは蓄積だし、ネットのように定型で必ずしも作られていないページから検索をかけなければならないとすると、ある程度の限界がそこにはあるのだろう。
でも、そうやって関係ないデータが出てきたときに、探していたものよりも良かったり、楽しかったりするものに出会うときもあり、それはそれでネットの恩恵だなと思う。

例えばこんなのとかね


忙しい人のための 「たたかえ!キャシャーン」(Full Ver.)

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