由比敬介のブログ
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ペリー・ローダン1

 自分の周りで、ペリー・ローダンと言って解る人は数少ない。私自身が教えたので知っている人は別だが。  ペリー・ローダンは毎月、非常に多くの書店で平積みされる。文庫である。なので、多くの人が一度は目にしていて、「ああ、あれ …

デューン「砂の惑星」

 デューン・シリーズを最初に手にしたのは、中二の夏、町田の大きな本屋でのことだった。石森章太郎の絵で、1巻と2巻が並んで平積みになっていた。  正直、最初は難しくてよく分からなかった。巻末の辞書を便りに読み進むというタイ …

銀河帝国の興亡-アイザック・アシモフ

 アイザック・アシモフは、もちろん最近映画化された「アイ、ロボット」の原作者であり、SF界の巨匠であるとともに、ミステリや科学の解説書も多数書いている。人間タイプライターとも呼ばれていたらしい。 「銀河帝国の興亡」全3巻 …

「幼年期の終わり」-A.C.クラーク

クラークといえば、言わずと知れたSF界の黎明期からの巨匠で、作家というばかりでなく、科学者でもあり、相当な高齢であろうが、今でも存命である。どちらかというと表題の「幼年期の終わり」よりも、映画「2001年宇宙の旅」の原作 …

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ぼくが最初にSFに触れたのは確か小学校6年生の頃だ。それまで読書が大嫌いだったぼくに、読書への目を開かせてくれたのが偕成社の子供向けのSFシリーズと、それをぼくに教えてくれた友人だった。彼とは久しく会っていないが、元気か …