由比敬介のブログ
文学・日本語
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ウソ読みで引ける難読語辞典

「ウソ読みで引ける難読語辞典」という本があるらしい。 「ウソ読み」というのは、読めない感じを当てずっぽうで読む場合の読みのようだ。その場合の索引が「ウソ読み索引」として付属している。  ここ にその索引の一部がある。   …

内田康夫

 内田康夫の「秋田殺人事件」を読んだ。初出は2000年で、新書版で出たのが2002年。しばらく本箱の奥で眠っていたものだ。  内田康夫を読み始めたのは何年くらい前だろう。水谷豊が浅見光彦をやっていたのと、ほぼ同じ頃なので …

県名のイントネーション

 今日山手線で、夢うつつに「次はおおさき~」というアナウンスを聞いていてふと思った。  大崎はおおさきと頭にアクセントが置かれる。以前、「にいがたと、頭にアクセントを置いて言ったときに、それはおかしい、新潟県は「にいがた …

氷壁

 私の読書は非常に偏っている。読んだことのない著名な作家、特に大家が山ほどいる。ことに日本文学の作家はそれが甚だしい。夏目漱石をきちんと読んだことがない。教科書に出ていた何かと、「坊っちゃん」「吾輩は猫である」の2作の冒 …

パソコンのキー

 実は、本の表紙について書いていたのだが、しばらく書いたところで、入力を間違えたのでEscキーを押したら、記事が全て消えてしまった。意気阻喪ということで内容を変えた。  そもそも新しいMovableTypeは、ネスケで表 …

八犬伝

 TBSで「南総里見八犬伝」を二日にわたって放映した。  いや、実はほとんど見ているわけではないのだが、かつてNHKの人形劇で子供の頃見ていた記憶もあり、あるいは、水滸伝との関連などもあり、興味はある。  NHKの記憶は …

大いなる聴衆

 永井するみという作家の「大いなる聴衆」という小説を読んだ。  書店で、「2005年今年振り返って読んでもらいたい1冊」という帯を見て、裏のキャプションを読んだ。  ピアニストの婚約者を誘拐し、「完璧な演奏をしろ」という …

ものを書くセンス

 生協の白石さんが話題だが、話題になるだけに、なかなかいいセンスでものを書いていると思う。というより、これは切り返し、とかの分野かも知れないが。  文章というのは読者に何かを伝えるための手段だが、上手い下手や、技術的な問 …

釈迦

 瀬戸内寂聴の「釈迦」という文庫を読んだ。  瀬戸内寂聴自体が初めてで、多分今後も読まない予感はあるが、「釈迦」は面白かった。  元々仏教関係の書物や、キリスト教関係の書物は好きで、よく読む。当然今回もタイトルで買った。 …

国語のクイズ

 最近、クイズ番組が非常に多い。分けても国語をテーマにした番組の多さに驚かされる。  曰く、漢字が読めるか、書けるか、ことわざ、言い回し、定型句等々・・・主に芸能人の知識を試すような内容になっている。  こういったクイズ …