由比敬介のブログ
文学・日本語
文学・日本語

大人語とやら

実は知ったかぶりをしているオトナ語ランキング  という記事があった。  スキーム/イニシアチブをとる/マター/架電の件/バーター/ポテンシャル/NR/ガラガラポン/ASAP/ペンディング  という順だった。  ASAPは …

オッド・トーマス

クーンツの「オッド・トーマスの霊感」というのを読んだ。 ぼくは実は、いわゆる「ホラー」が嫌いなので、スティーヴン・キングも含め、ホラーらしい作品を書いている作家さんの作品はほとんど読まない。読んだら面白いのかも知れないが …

モンテクリスト伯

 久しぶりにデュマの「モンテクリスト伯」を読み直した。岩波文庫で全7巻、2,500ページを超える大作だ。  先日、アニメの「巌窟王」を見て、大きな不満を覚え、それを払拭する為もあって、しばらくして読み始めた。改めて、こう …

アインシュタイン・セオリー

 マーク・アルパートという人の「アインシュタイン・セオリー(Final Theory)」という作品を読んだ。  早川から出ていて、アインシュタインが封印した統一場理論への鍵というキャッチなのに、SF文庫ではない理由は読ん …

ペリー・ローダン3

 早川書房から刊行されている宇宙英雄ローダンシリーズが、ついに月2冊の刊行になった!  今後もそうであることを望むのだが、今月2008年9月は、5日、25日の発売だ。  月2冊の発売ということになれば、年間で24冊、48 …

読書の悦び

 このところ読書量が減ったように思う。  元々それほど大量に読書をする方ではないし、ジャンルも偏っている。  そもそも、読書を始めたのはいつのことだろうと考えると、本格的に自分の意志でそれを行ったのは小学校六年生の頃だ。 …

ほふり

伊藤麻衣子がCMに出ている株式会社証券保管振替機構を見ていて思ったことだ。 用語集を見ると 「ほふり」とは株式会社証券保管振替機構の略で、株券を一括して管理するシステムです。 平成3年にスタートした制度で、株式の受け渡し …

「日本語はなぜ美しいのか」という本

 を読んだ。著者は黒川伊保子という女性だが、わたしと同い年だ。  別に同年齢だから買ったわけではないし、読む前は、「美しい国」じゃないが、歴史と精神論じみていたらどうしようという気もあった。何しろわたしは、本を買うときに …