由比敬介のブログ
小沢一郎は辞めるべきか
小沢一郎は辞めるべきか

小沢一郎は辞めるべきか

 ちょっとヤプログ!というところへ「うちでのこづち」を移そうとしてみたが、なかなかそれはそれで使いにくいことが解ったので、やっぱり自分のところで書こう。その間向こうに書いたやつは放っておいて。
 この小沢は辞めるべきかというのは、もうだいぶ前から書こうかどうしようか迷っていた。何故なら、あまり世論と違うことが書けないからだ。面白くない。
 とはいえ、献金問題から一月くらい経ち、定額給付金が一部で出(渋谷区はまだ何の音沙汰もない)、自分とはまったくと言っていいほど関係なさそうな追加の補正予算が出(免許を持っていないし、子どももいない、先日の高速道路の一律千円だって、何の恩恵もない。これだけ不公平なばらまきをされると、やっぱり自民党じゃだめだと、とっても卑近な感情で思ってしまう)・・・ご託が多すぎた・・・いずれにせよ麻生政権の支持率が少し持ち直すという、とっても解りやすい現状を見ると、ちょっと書いておきたくなったわけだ。
 細川内閣から村山内閣までの一時期の連立政権を除き、この国はずっと自民党が政治を牛耳ってきた。しかもそのほとんどが、何らかの形で2世議員。
 何でも変化がいいわけではないが、ある程度方向性の違う二つ以上の政権が、お互いに必要に応じて交代できる政治がいいだろう。少なくとも、一つの政権がある人々の利益を代表するのなら、その反対にある政権が別の利益を代表するに違いない。
 基本的には国民という、決してすべてが一方向を向くことのない相対の利益を代表するという、あり得ない目標をおそらくは掲げながら、政権というのは運営されるが、明白にそれは、一部しか代表していない。
 それが右に行くのか左に行くのか(右翼とか左翼とかいう意味ではなく)のバランスの中で、国民が選挙でどちらかを選べるようになってくれないと、昔のようであれば、せいぜい第2党が社会党で、政権担当能力などない。それでは選択肢がないに等しいわけだ。
 今、戦後の政治の中で、このバランスをうまく作り上げることが初めてできるかも知れない。
 ある意味、民主党の多くの政治家は元自民党だし、民主党になったら政治が良くなるのか?という疑問があるのも事実だ。民主党が政権を取るということは、行政と立法が今よりもぎくしゃくするはずだ。アメリカのように、政権に基づいた行政が形作られるわけではないが、少なくとも民主は、政治家を行政に入れることでそれに近いものを実現しようとしている。
 次期衆議院選挙は、他はどうあれ、その体制を作るための重要で、しかもここしばらくでもごく貴重な選挙だ。
 そんな中にあって、選挙がうまいという理由を少なくとも最大の根拠として小沢一郎を党代表に置いている。個人的には、小沢になった段階で反対だったし、知人にもそう言っていた。
 そんな中で献金問題は、降ってわいたような好機だったはずだ。
 その献金が、法的に正しいか間違っているかなど二の次だ。
 これまでの自民党政治のように、多額の献金を企業から受け取って政治をしている人間が、トップにいることそのものが問題なのであり、それがこのところの世論調査の意味だ。
 以前から、小沢を総理大臣にしたいと考えている人はそう多くはなかったはずだ。田中角栄や金丸のような政治家を必要とした時代は、確かに過去にあったのかも知れないが、そことは全く決別し、清心とは言わないが、自民党の昔ながらの政治家の対極にいる(ある意味小泉純一郎は、そのスタイルだけでもそうだったからこそ人気があったのだ)人物を、党の顔にすべきなのだ。
 すでに小沢は辞めるべき最善の時を逸し、なおもその座に居座り続けている。その気持ちも分からないではないが(少しだけ)、引き際の潔さこそが、小沢の価値を高めたに違いなかった。
 鳩山兄が、あのタイミングで辞めることは、検察の疑いを是認することだというような趣旨のことをテレビで言っていた。だが違う。
 確かに、法的な根拠で辞めるのならばそうだが、これからの民主党にとって、自分は悪いことはしていないが、世間の目に政治家として旧態依然の者と見えるようなやり方で政治をしていたとすれば、トップには相応しくない。とでも言って辞めていれば、民主党株はぐっと上がったに違いない。
 政治に金が必要なのは、いいことだとは全く思わないが、仕方がない。だが、その資金の集め方に対して、国民がどういう見解を持っているのかは、政治家として敏感でなければならない。
 少なくとも小沢一郎は、その敏感さを持っていなかったともう。いや、持っている政治家は少ない。仮に自分自身が政界へ入ったとしたら、次第にその感覚を失うのではないかとさえ思う。おそらくそういう種類の感覚だ。
 いずれにしても、遅いとはいえまだ遅すぎないから、さっさと代表交代をした方がよい。できれば若手の方がよい、しかり話のできる。思い切ったことをするタイミングだと思う。マスコミの効果もあり、岡田の名前が出ているが、彼はきまじめすぎてその器ではないと思う。
 もちろん政権交代をしても、かつての細川内閣のような体たらくではだめだ。少なくとも、相互交代ができるくらい、しっかりした政策を、少なくとも最初の段階で流行ってくれないと。どうせいずれは批判まみれになるに決まっている。政府とはそうしたものだから、それでいいと思うが、順次交代できないと困ると思うのだ・・・・
 
 

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