由比敬介のブログ
Second Life
Second Life

Second Life

 以前からちょっとだけ気になっていた「Second Life」を始めてみた。
 リンデン・ラボというアメリカの会社が作っているヴァーチャルな空間だが、不思議な世界が構築されている。日本でもニュースで取り上げられたり、その中で事業をしてお金を儲けている企業などがあるので、知っている人も少なくはないかも知れない。
 ゲームだという人もいるようだが、そもそも目的がないので、そういう意味のゲーム性はない。
 無料で始められるので、ちょっとかじることも可能だ。
 SL(セカンドライフのこと)内ではYahoo!などでもおなじみのアバターというキャラクターが自分を表している。元々仮想なので、そこでの男女は必ずしもリアルライフでの男女とは言い切れないが、コミュニケーションを長く、そして頻繁に取るようになれば、解ってしまうような気はする。
 但し、元々アメリカの文化なので、基本言語は英語だ。日本語の通じる場所を選べば、当然日本語でもコミュニケーションは可能だが、せっかくの世界を楽しむのであれば、片言でも英語を使った方がいいようだ。
 ぼくが一番始めに会話をしたのは、ローマの人だった(もちろん、彼がそう言っているという以上の証拠はない)。そして2番目がアルゼンチン。確かにグローバルではある。
 無料と書いたが、この世界では、リンデン・ドルという通貨があって、基本はその通貨で商取引がある。
 最初の段階で作られるアバターは、その時点でも、色々と容姿を変えたり、着衣や持ち物を変更することができる。ただ、無料で手に入るものは、自ずと限界があり、容姿や服を購入したくなってくる。
 実際にお金を払って、それをリンデン・ドルに換金し、遊ぶことも可能だが、ここでは、金も稼げる。
 一番簡単なのがcampという方法で、いくつかの場所で、ベンチに座ったり、寝っ転がったり、踊ったりするだけでお金が手にはいる。但し、一定時間にいくらというのが普通なので、何もしていない時間に、ベンチに座らせたまま、金を稼がせる、というのが正しい稼ぎ方のようだ。
 まだ始めて日も浅いので、何ができるのかがよくは解っていない。
 色々ルールはあるようだが、インターネットの常で、アダルト関連の場所が非常に多い。
 洋服や容姿を変えると書いたが、性器も買えるのだ。・・・・買って付けないと無いっていうのもあれだが。
 ぼくは免許を持っていないが、車も運転できるし、何より勝手に空が飛べる。水中でも苦しくないし、高いところから落ちても痛くない。空を飛ぶという感覚は、たとえそれがヴァーチャルであっても、何か楽しい。
 ほとんどの土地が、周囲を海で囲まれているので、異様にビーチが多いのも特徴だ。
 時々エラーを起こすが、まあ、スムーズに動く。
 ゲームではないが、中にカジノもあるし、ゲーム性は確かにある。但し、目的がないので、とことんはまるためには、先に飽きが来そうだ。
 昔はよくチャットなどもしたが、最近ではとんとしなくなったそれも、ヴァーチャルではあれ、相手の姿がそこにあって、会話をするというのは、いいかもしれない。英語の勉強にもなる。それなりに通じるものだ。
 新しいヴァージョンでは、音声チャットもできるようだ。・・・こちらのパソコンにその機能がないが。
 

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