ジョン・ロードが亡くなった。
まだ71才だという、若いなぁ。

言わずもがな、ジョンはディープ・パープルのオリジナルメンバーでイアン・ペイスと共にほぼ全てのDP作品に参加していると思う。
DPのメロディーメーカーはその多くがリッチー・ブラックモアに負っているところが多いと思うが、初期の3枚のアルバムでは、作曲もかなり担当していただろうし、何より、グループとオーケストラのためのコンチェルトは、彼の最大の作品だと思う。

以前にも書いたが、このロックバンドとオーケストラのための作品は、かなりいけていると思う。他のロックバンドとオーケストラの共演とはひと味違う。
展覧会の絵をELPが演奏したり、オケとバンドが分担して演奏するのとはわけが違い、最初から協奏曲として企図された作品だからだ。これは純粋に協奏曲だし、面白い。
歴史的なクラシカルな作品と比べて作曲技法などのテクニカルな部分については、それなりの見方があるだろうが、個人的には非常によくできた作品だと思っている。
惜しむらくはこの曲が、ディープ・パープルの曲として存在するため、クラシックのように、様々なオケや指揮者演奏家によって取り上げられることがないことだ。
実際の所、オケとロックバンドというのは音量的な問題や、演奏スタイルの問題はあると思うが、実に惜しい。

DPは2度この曲のライブ盤を発売していて、1回は作品を発表した69年のロイヤル・フィル(指揮:マルコム・アーノルド)で、少々粗い演奏だが、熱気があっていい。
2度目は1999年、ギタリストがスティーヴ・モーズに変わったので、だいぶ印象も違うが、曲としてのまとまりや、オケの質は上がったように(ロイヤルフィルがだめなわけじゃないが)思えるが、69年の熱気はない。

いずれにしても、他のオケとバンドの組み合わせでも聴いてみたいと思うのだ。
現代音楽としては、かなりこてこてだが、バルトーク辺りの香も少しするし。

追悼に・・・・ホワイトスネイクの「Walking in the Shadow of the Blues」を。
あ、これもジョンのオルガンなかなかよいですよ。

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